耕作放棄地を農地に復活!だらんまの挑戦
活動目的
私たちは、以下の7点を活動の柱にして耕作放棄地を農地に変えて、米や野菜を作ります。
①耕作放棄地を復元させ、農地を守る。
②田畑へ再生することにより、病害虫の発生を抑制し、地域農業の振興を図る。
③農業への興味と関心、知識を若い世代に伝承する。
④農を通じて協同社会の重要性を再認識し、地域コミュニティの構築を図る。
⑤農作物を育てる難しさと喜び、流通、消費の過程を学ぶ。
⑥様々な団体と連携し、地域社会への貢献と振興を図る。
⑦楽しむ♫
耕作放棄地とは
農作物が1年以上作付されず、作付予定もない田畑。人口の減少・限界集落化により農業後継者の不足が原因と見られる。放置しておくと原野化・森林化の道をたどり、雑草や病害虫の発生等、近隣する農地への悪影響を及ぼす。
2005年農業センサスでは、全国の耕作放棄地は22万ヘクタールで耕地面積に占める割合は5.8%。土地持ち非農家を加えると38.6万ヘクタールとなり、東京都の1.8倍、埼玉県の総面積に匹敵する。
富山県は経営規模の拡大化が進んでおり、耕作放棄地率は全国45位と少ない。
しかしながら、立野管内でも約3ヘクタールの耕作放棄地が存在し、うち約1ヘクタールの耕作放棄地の復元に取り組む。
活動スタイル
耕作放棄地を再生することにより、立野管内の農地を守り、住みよい地域社会の構築と緑や水、生態系を守る活動を地域と連携・協力し、取り組む。
部員の親世代がまだまだ健在のため、農業の「の」の字も知らない兼業農家の素人集団だが、若い内から農業への関心と作物を育てる過程の中で、地域の先輩から『学び』、『楽しさ』『夢のある』活動を実施する。 加えて部員それぞれの職業や得意分野を活かし、活動に取り組む。
また、自らの手で育てた農作物が消費者の手に届くまでの過程と販売することの難しさを経験し、その過程の出来うる限りの作業を青年部自身の手で行う。